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Ethereumが数カ月続いた下落トレンドラインを上抜け、短期的な反発基調を強めている。Bitcoinは主要抵抗線の手前で推移し、XRPは長期移動平均線を下回るものの1ドル台を維持しており、主要暗号資産でテクニカル指標の改善が意識されている。

米ブロックチェーンメディアのU.Todayが14日に報じたところによると、Ethereumは直近の1750〜1800ドルを結ぶ下落トレンドラインを上抜けた後、1790ドル前後で推移している。

足元では、50日指数移動平均線(EMA、約1740ドル)と100日EMA(約1755ドル)をいずれも回復した。年初に2400ドル近辺から始まった弱気局面に、変化の兆しが出てきたとの見方が出ている。

モメンタムも持ち直している。相対力指数(RSI)は53を上回り、買いの勢いが徐々に優勢になりつつある一方、過熱感はなお限定的だ。

もっとも、上昇トレンドへの転換が確認されたわけではない。1800〜1850ドルには依然として上値抵抗帯があり、ここを明確に突破できるかが焦点となる。突破した場合は、200日EMAが位置する2220ドル近辺が次の目安として意識される。U.Todayは、今回のトレンドライン突破について、テクニカル面では意味のある変化としつつ、出来高の増加を伴うかどうかを見極める必要があると指摘した。

XRPは引き続き長期移動平均線の下で推移している。足元の価格は1.07ドル前後で、50日EMA(1.11ドル)、100日EMA(1.15ドル)、200日EMA(1.26ドル)をいずれも下回っている。長期トレンドの観点では、なお弱含みの構図が続いている。

一方、6月の急落後も1ドル近辺では下値を支える動きが続いている。売りが複数回にわたって支持線を試したものの、新安値の更新には至らず、押し目買いが下落を吸収した格好だ。

出来高の動きも、底入れの可能性を示唆している。売りの出来高は徐々に細っている半面、買いもなお決定的な上放れを生むほどではない。U.Todayは、こうした値動きについて、一般にアキュムレーション(蓄積)局面で見られやすいパターンだと説明した。

RSIも40〜45で推移しており、売られ過ぎにも買われ過ぎにも傾かない中立圏を保っている。短期的には、50日EMAに当たる1.11ドルを回復できるかが重要な分岐点になる。これを上回れば、次の抵抗線として1.15〜1.20ドルが意識され、その先には200日EMAの1.26ドルが控える。

Bitcoinも反発基調を維持している。5万8000ドル近辺の安値から持ち直し、現在は6万3000〜6万4000ドルまで戻した。足元では主要抵抗線の直下で推移しており、最も近い上値の節目は50日EMAが位置する約6万4600ドルだ。ここ数週間で同水準を複数回試したが、終値ベースではまだ明確に上抜けていない。

ただ、テクニカルの地合いは以前より改善しているとの見方がある。6月安値以降は、高値を切り下げる一方で安値を切り上げる形となり、上昇三角形に近いチャートを形成しているためだ。低い価格帯では継続的に買いが入っていることを示す。RSIも売られ過ぎ圏を脱し、中立線に近い50前後まで回復しており、6月を通じて続いた下押し圧力が和らいできたとみられている。

U.Todayは、現在のBitcoinについて、強い抵抗に押し返されて下落しているというよりも、上値抵抗線の手前でもみ合いながら次の値動きに備える局面にあると評価した。

終値ベースで6万4500〜6万5000ドルを明確に上抜ければ、投資家心理が大きく改善する可能性がある。次の目標価格としては6万8000ドルが意識される。ただ、出来高の確認は引き続き重要なポイントだ。足元の反発局面における出来高は、6月急落時の大規模な売りと比べるとなお力強さを欠く。また、50日EMAを突破しても、その先には100日EMAの約6万8600ドル、200日EMAの7万4700ドルが順次上値抵抗として残る。

U.Todayは、Ethereum、XRP、Bitcoinのいずれも短期的なテクニカル指標は改善しているものの、トレンド転換を見極めるには、主要抵抗線の突破と出来高の増加をあわせて確認する必要があると分析している。

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