写真=Pearl Abyssの開発の歩みを紹介するドキュメンタリー動画「Pearl Abyssを形作った選択、その始まりをたどる」

Pearl Abyssは7月14日、公式YouTubeチャンネル「Pearly Routes」を通じて、創業以来16年にわたる開発の歩みと開発哲学をまとめたドキュメンタリー動画「Pearl Abyssを形作った選択、その始まりをたどる」を公開した。「Black Desert」の開発経緯や自社エンジン戦略に加え、新作「Crimson Desert」に込めた狙いも紹介している。

同社によると、動画では「開発に集中できる環境」を目指し、2010年に開発者7人で会社を立ち上げた創業の経緯を取り上げた。

キム・デイル議長は、「R2」や「C9」など韓国の主要オンラインゲーム開発を主導し、2009年の大韓民国ゲーム大賞で優秀開発者賞を受賞した経歴を持つ。開発者自らが技術と方向性を決めることで、より完成度の高いゲームを生み出せるとの考えから、Pearl Abyssを設立したとしている。

Pearl Abyssは創業当初から、MMORPG「Black Desert」と自社エンジンの開発を並行して進めた。目指すゲーム体験を実現するには、開発ツールの段階から内製化する必要があると判断したためだ。

開発現場では、アニメーターがモーションキャプチャを直接手がけ、企画担当者が構想したシーンをリアルタイムで実装・検証するなど、開発効率と完成度の向上に取り組んだ。この過程を通じて、職種の枠を超え、完成度を最優先する協業文化が「Black Desert」の開発全体に定着したという。

「Black Desert」でMMORPG開発の実績を築いた同社は、次の作品としてオープンワールド・アクションアドベンチャー「Crimson Desert」に取り組んだ。同作はPearl Abyssの新規IPであり、同社初のAAAタイトルのシングルプレイ作品と位置付けられている。「Black Desert」で蓄積した技術とノウハウを開発に反映した。

動画では、「Black Desert Engine」が高い完成度を備えていたにもかかわらず、次世代エンジン「BlackSpace Engine」を新たに開発し、「Crimson Desert」に適用した点についても説明している。より大規模なオープンワールドへの対応やマルチプラットフォーム展開、今後の新作も視野に入れた長期的な技術投資の一環だとしている。

「Crimson Desert」では、遠景の山岳地形や木々、草の揺れに加え、空気感やオーディオ表現まで細部を作り込み、現実世界を感じさせる没入感の向上に注力したという。

Pearl Abyssは、創業から自社エンジン開発、「Black Desert」、そして「Crimson Desert」へと続く歩みを、最高のゲーム体験を目指す挑戦の延長線上にあるものと説明。今後もプレイヤー体験の最大化を軸とした開発哲学を維持する方針を示した。

キーワード

#Pearl Abyss #Black Desert #Crimson Desert #BlackSpace Engine #MMORPG #AAAタイトル
Copyright © DigitalToday. All rights reserved. Unauthorized reproduction and redistribution are prohibited.