科学技術情報通信部は7月13〜14日、釜山パラダイスホテルで「2026年度半導体事業成果交流会」を開催する。半導体分野の研究開発(R&D)や人材育成、国際協力の成果を共有し、研究課題間の連携強化や産業界の需要との接続を進める。各研究課題の責任者や関連企業・機関の関係者ら約800人が参加する見通しだ。
同部は12日、同交流会の開催を発表した。2024年の初開催から3回目となる今回は、同部が支援する半導体分野の研究開発(R&D)事業の成果共有を主な目的とする。参加者は125件の研究課題の責任者のほか、半導体関連の主要企業・機関の関係者で構成される。
同部は、AI活用の広がりを背景に、高性能演算や大容量データ処理を支える半導体需要が急増していると説明した。半導体は国家戦略技術として重要性を増しており、次世代の中核技術の確保と安定供給能力が将来の産業競争力を左右するとの認識を示した。そのうえで、政府支援による研究成果を研究課題間の連携や産業現場の需要につなげるため、同交流会を半導体R&Dの協力プラットフォームとして育成してきたとしている。
初日は、チョン・ソヨンNVIDIA Korea代表が「Next Wave of New Industrial Revolution by AI Factory」をテーマに基調講演する。次世代コンピューティングインフラとされるAIファクトリーが産業エコシステムに与える変化を展望するとともに、その実現に向けた半導体中核技術の確保の重要性や発展の方向性を示す。
専門分科セッションでは、研究責任者が半導体設計・インフラ、先端パッケージング、ナノ素材、化合物半導体などの分野別に研究成果を報告し、今後の方向性を共有する。
また、HBMの拡大を受けて先端パッケージング需要が高まり、半導体の超微細工程技術を巡る競争が激化していることを踏まえ、新素子と先端パッケージングの分野では専門家を招いたコンサルティング形式でプログラムを実施する。併催する「半導体成果展示会」では主要研究成果13件を紹介するほか、半導体技術開発の現場でR&Dの発展に貢献した功労者・功労機関に対し、副首相兼科学技術情報通信部長官表彰を行う。
イ・ガンウ科学技術情報通信部原泉技術課長は「世界的に半導体技術の主導権争いが激しさを増す中、個々の研究課題は韓国の未来を左右する中核資産だ」としたうえで、「研究成果が世界市場を先導する新技術につながるよう、研究者と産業界が力を結集してほしい」と述べた。