写真=Aave Labs

Aave Labsは7月11日、機関向けサービスにステーブルコインの運用収益を組み込みやすくする新基盤「Stable Vault」を発表した。フィンテック、ウォレット、取引所、決済アプリなどが、複雑なDeFi基盤を自前で構築・運用せずに収益機能を追加できるようにする。

Stable Vaultでは、ユーザーから預かった資産をAave V3/V4市場、SavingsGHO Vault、カスタムERC-4626トークン化Vaultなど複数のDeFi戦略に配分し、運用収益を顧客に還元する仕組みを採る。

運用効率を高めるため、資本配分はマルチチェーン環境で継続的に最適化する。利用者はクロスチェーン処理の複雑さを意識せず、マルチチェーンの流動性を活用できるとしている。

手数料面では、スワップやブリッジ、取引所手数料を利用者に個別請求しない。一方、直接の出金請求権をブリッジする場合は、関連手数料を利用者本人が負担する。Aave Labsは、こうした運用コストは個別手数料ではなく、Vault全体の収益構造に反映されると説明している。

なお、Aaveはイーサリアム基盤の大手レンディングプロトコルとして知られる。

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