Revolutのアプリ画面(画像=Revolut)

英国のフィンテック企業Revolutは9日、ステーブルコイン「USDT」の取り扱い終了を欧州経済領域(EEA)とスイスに限定すると明らかにした。対象地域以外では、USDTの提供方針に変更はない。Cointelegraphが同日報じた。

今回の措置は、全世界の利用者に一律で適用されるものではない。Revolutは、EUの暗号資産規制「MiCA」を受けた規制環境の変化やリスク評価を踏まえ、EEAの顧客向けにUSDTの取り扱いを終了するとしている。

同社はこれに先立ち、一部の欧州の利用者に対し、2026年8月31日までに自社プラットフォームでUSDTの取り扱いを終了する予定だと通知していた。EEA向け取引プラットフォーム「Revolut X」ではすでにUSDTを取扱銘柄から外しており、今回の対応でEEAのリテールサービスにおけるUSDTの取り扱い終了も完了した格好だ。

この決定は、MiCAの施行後に欧州の暗号資産プラットフォームがUSDTを段階的に除外している流れに沿ったものだ。時価総額1840億ドル規模のステーブルコイン発行体Tetherは、MiCAに基づく認可を申請していない。

Revolutは現在、暗号資産サービスを提供している国・地域の一覧は公表していない。同社は2017年に暗号資産取引サービスを開始し、2024年にはEEA諸国へ暗号資産サービスを拡大した。

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