Zcashは7月28日(現地時間)、「Orchard」で見つかった脆弱性に対応する「Ironwood」アップグレードを実施する。Cointelegraphが10日(現地時間)に報じた。日程は当初予定していた21日から1週間延期された。
今回のアップグレードは、5月にOrchardで発見された「インフィニティバグ」への対策。適用後は既存のOrchardプールを停止し、新たなプライバシープールを導入する。
Orchardからの資金は、Ironwoodへの移行前に点検手続きを経る必要がある。このプロセスにより、Orchardのバグを通じて偽造されたZECが実際に生成されたかどうかを見極める判断材料が得られる可能性があるという。
Zcashの開発を担うShielded Labsはこれまで、取引所やマイニングプール、ウォレットなどエコシステム参加者にとって、7月末のメインネット切り替えまでにシステム対応を終える時間が十分でない可能性があるとして、延期を検討していた。
Shielded Labsは6月にも、Ironwoodの実施によって、Orchardの脆弱性が実際に悪用されたかどうかを示せる可能性があると説明していた。
ZECの価格は、6月3日の脆弱性公表後、602.68ドル(約9万400円)から299.25ドル(約4万4900円)まで下落し、下落率は50%に達した。
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