写真=郵政事業本部

科学技術情報通信部傘下の郵政事業本部は7月6日、郵便局保険の保険金の不正請求への対応を強化するため、AI基盤の「保険金詐欺防止システム(IFDS)」高度化事業を進めると発表した。多様なデータを学習したAIで異常兆候を事前に検知し、不正請求の未然防止につなげる。

今回の事業では、既存の業務ルールに機械学習を活用したAI技術を組み合わせ、統合型の予測モデルを構築する。AIが各種データを学習し、保険金の不正請求の可能性が高い異常兆候を事前に予測・検知できるようにする。

あわせて、民間保険会社のIFDS構築で蓄積された運用ノウハウや適用事例も、郵便局保険の業務環境に合わせて取り入れる。これにより、システムの実効性を高める考えだ。

この取り組みは、郵便局保険が進めるAIトランスフォーメーション(AX)事業の第1弾に位置付けられる。郵政事業本部は、先月の着手報告会を起点に全社体制で事業を進めており、保険金流出の防止や契約者保護に加え、郵便局保険の信頼性向上と財務健全性の強化にもつながるとみている。

パク・インファン郵政事業本部長は「今回の事業は、AIとデータに基づくデジタル転換を本格化する出発点だ」とした上で、「今後もAI技術の活用範囲を保険業務全般へ広げ、顧客サービスの革新と業務効率化を継続的に進める」と述べた。

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