米建国250周年を記念するタイムカプセルに、Appleの「iPhone 17 Pro Max」が収められた。開封は2276年の建国500周年に合わせて予定されており、端末が250年後も動作するのかという点にも関心が集まっている。
米ITメディアの9to5Macが5日(現地時間)に報じた。報道によると、建国250周年記念プロジェクトの一環で用意された大型タイムカプセルには、各州を象徴する品々とともに、コスミックオレンジのiPhone 17 Pro Maxが収蔵されたという。
このタイムカプセルは、現代を象徴する品物や記録を未来の世代に伝える目的で企画された。iPhoneは単なる電子機器ではなく、現代のデジタル文化を映す製品として選ばれたとみられる。
端末内には、後世に残すデジタル記録も保存された。2276年に開封された際に、メモアプリを通じて現代の記録を確認できるようにしたという。ハードウェアだけでなく、デジタルコンテンツそのものも保存対象に含めた形だ。
もっとも、最大の不確定要素はバッテリーとストレージの耐久性にある。スマートフォン向けのリチウムイオン電池は、長期間使用しなくても自然劣化が進むため、250年後に正常に動作する可能性は低いとみられる。記録媒体についても、そこまで長期のデータ保存を保証するのは難しい。
一方で、スマートフォンを時代を代表する文化的遺物として残した点を評価する見方もある。自動車や文書、生活用品と同様に、デジタル機器もまた一時代を象徴する資料として位置付けられ始めたことを示す事例といえそうだ。
9to5Macは、250年後には技術環境そのものが現在とは大きく変わっている可能性があるとも指摘した。将来は、現在のスマートフォンのような形状の端末が姿を消したり、デジタル情報の扱い方が大きく変化したりすることもあり得るとしている。
このプロジェクトの主眼は、iPhoneそのものより、現代のデジタル文化を未来世代に伝えることにある。2276年の開封時にiPhone 17 Pro Maxが実際に動作するかは不透明だが、人々がどのような機器を使い、どのように記録を残していたのかを示す象徴的な遺物になりそうだ。