Dogecoin(DOGE) 画像=Shutterstock

Dogecoinの週足チャートで、50週移動平均線と200週移動平均線のデッドクロスが視野に入ってきた。実現すれば2023年2月以来となり、市場では短期的な急落よりも、長期のもみ合い相場入りを示すサインとなるかに注目が集まっている。

ブロックチェーンメディアのU.Todayが4日(現地時間)に報じたところによると、Dogecoinの50週移動平均線は下向きに推移しており、今後数週間で200週移動平均線と交差する可能性が高まっている。

焦点は、50週線が200週線を下抜けるかどうかだ。両線が収束した後に50週線が200週線を下回れば、週足でのデッドクロスが確定する。ゴールデンクロスとデッドクロスは短期足ではたびたび現れるが、週足では2021年2月以降で確認例が3回しかない珍しいシグナルという。このうち2回はゴールデンクロスで、デッドクロスは1回のみだった。

週足のデッドクロスが注目されるのは、その出現頻度の低さにある。U.Todayによれば、こうした弱気のテクニカルシグナルは週足で3年以上現れていない。直近で確認されたのは2023年2月だった。

過去には、週足のクロスシグナル後に相場が大きく動いた例もある。2021年2月に週足のゴールデンクロスが出た後、Dogecoinは数カ月にわたって上昇した。2021年2月の安値0.02ドルから、同年5月の過去最高値(ATH)0.74ドルまで上昇し、上昇率は3600%に達した。

同様の局面は2024年11月にもみられた。週足のゴールデンクロス後、Dogecoinは同年10月から8週連続で上昇し、2024年12月には0.48ドルまで上げた後、反落した。過去2回の週足ゴールデンクロスがいずれも強い上昇につながったことから、市場では今回、逆方向のシグナルがどのような値動きをもたらすかを注視している。

一方で、過去唯一の週足デッドクロス後の値動きは、急落というより停滞に近かった。2023年2月のデッドクロス後、価格はすぐに明確な方向感を示さず、数カ月にわたって一定のレンジ内で推移した。シグナル直後に強いモメンタムが生じなかった点も、今回の局面を考えるうえで参考材料とされている。

このため、今回のデッドクロス接近は単なるチャート上のイベントにとどまらず、短期急落よりも長期のレンジ相場入りを示す可能性があるとの見方が出ている。もっとも、交差はまだ確定しておらず、最終的な判断は今後数週間の50週線と200週線の動き次第となる。市場は、週足でデッドクロスが実際に発生するのか、また発生した場合に2023年と同様に反応が限定的なものにとどまるのかを見極めている。

キーワード

#Dogecoin #暗号資産 #デッドクロス #テクニカル分析 #移動平均線
Copyright © DigitalToday. All rights reserved. Unauthorized reproduction and redistribution are prohibited.