Shiba Inuは6月に24%下落した後、7月に入って短期的な反発の兆しを見せている。4時間足では23期間移動平均線が50期間移動平均線を上抜ける、いわゆる「ミニ・ゴールデンクロス」が確認された。次の焦点は、上値抵抗として意識される200期間移動平均線を突破できるかどうかに移っている。
3日、ブロックチェーンメディアのU.Todayによると、Shiba Inuは4時間足で短期移動平均線が中期移動平均線を上回り、短期的な反発シグナルを示した。
ポイントは、23期間移動平均線が50期間移動平均線を上抜けたことだ。シグナルは0.000004346ドル近辺で確認された。チャート上では、短期の買い戻しが入り、反発局面入りの可能性を示す動きと受け止められている。
もっとも、このミニ・ゴールデンクロスはあくまで短期足ベースのサインであり、直ちに中長期トレンドの転換を示すものではない。直近の下落幅が大きかったことを踏まえると、テクニカルリバウンドの範囲にとどまる可能性もある。シグナルの有効性を見極めるには、価格が移動平均線の上で推移し、買いが継続するかが重要になる。
当面の上値抵抗として意識されているのは、0.00000470〜0.00000480ドルのゾーンだ。この価格帯には長期の200期間移動平均線が位置しており、上昇を抑える節目として機能している。ここを明確に上抜ければ、チャート上の反発余地は約9%まで広がる可能性がある。
7月に入ってからの持ち直しは、過去の7月の値動きとも重なる。CryptoRankの集計によると、Shiba Inuは春から夏にかけての調整後、7月に反発する傾向を示してきた。足元ではすでに3.56%上昇しており、過去7月の中央値リターンである6.24%が意識されているという。
年ごとの実績を見ても、傾向は近い。Shiba Inuは2022年7月に13.4%、2023年7月に11.8%、2025年7月に8.92%上昇して月を終えた。今回のチャートが示す約9%の上昇余地も、こうした過去の7月の反発レンジに収まる水準だ。
今後のカギを握るのは、反発局面で出来高が増加するかどうかだ。価格が200期間移動平均線に近づくにつれ、短期筋の利益確定売りが出やすくなる。この水準を出来高を伴って突破できれば、単なる自律反発にとどまらず、回復基調につながる可能性がある。
反発継続の可否は、結局のところ200期間移動平均線を超えられるかにかかっている。0.000004346ドルを上回る水準でミニ・ゴールデンクロスを維持しつつ、200期間移動平均線を突破できれば、次の目安として0.00000475ドル前後が視野に入る。一方で、200期間移動平均線で上値を抑えられれば短期パターンは崩れ、6月安値近辺まで押し戻される可能性がある。その場合、心理的節目である0.00000400ドルを再び試す展開も想定される。
市場では、Shiba Inuが短期反発を主要な価格帯の上で維持できるかが注視されている。足元の価格は200期間移動平均線に接近しており、今後数回の取引でトレンド転換が確認されるのか、それとも上値抵抗に阻まれて再び下押しするのかが焦点となる。