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XRPに反発期待が浮上している。数カ月にわたって続いた下落ウェッジが終盤に差し掛かるなか、市場では1.90~2.10ドルの価格帯を回復し、その水準を維持できるかが焦点となっている。

ブロックチェーンメディア「The Crypto Basic」が7月3日(現地時間)に報じたところによると、市場アナリストのCrypto MichaelはX(旧Twitter)への投稿で、XRPが2024年11月から続く価格収れん局面を上放れる可能性があるとの見方を示した。

Crypto Michaelは、現在の価格帯でXRPを買い増していると明らかにした。足元の調整を押し目買いの機会とみており、週足ベースで形成された相場構造はなお有効だと判断しているという。XRPは2025年7月に付けた過去最高値(ATH)の3.66ドルから70%超下落しているが、同氏は依然として上昇余地があるとみている。

注目されているのは、チャート上で形成されている下落ウェッジだ。XRPは2024年11月以降の上昇局面を経てこのパターンを描き、支持線は2.10ドル前後で意識されてきた。その後は数カ月にわたってもみ合いが続き、2025年7月以降は上値抵抗線が明確になったことで、値幅は徐々に縮小した。3.66ドルの高値を付けて以降は高値・安値ともに切り下がり、上下のトレンドラインの間隔も狭まっている。

こうした収れんは、一般に大きな値動きの前兆とされる。Crypto Michaelも、買い手と売り手が均衡を探る局面に入り、この先で強い方向感を伴うブレイクが起こる可能性があるとみている。決定的な値動きに先立つ局面だとして、足元で買い増しているという。

実際、XRPは先週、下落ウェッジ下限のトレンドラインを試した後に下値支持を確認した。買いが入り、7月初旬から反発基調に転じ、足元では1.15ドル近辺まで持ち直している。Crypto Michaelは次の目標レンジとして1.90~2.10ドルを示し、現在値から約65~83%の上昇余地があると試算した。

この価格帯は単なる戻り目標ではなく、過去に支持帯として機能した水準でもある。XRPは2021年の強気相場で1.96ドル近辺まで上昇し、2024年11月にこれを上抜けた。その後、2025年1月には3.39ドルまで上昇。さらに2ドル前後の支持帯まで戻した後、数週間にわたって底固めを進め、最終的に過去最高値まで上値を伸ばした。Crypto Michaelは、1.90~2.10ドルの回復が重要だとし、この水準を上回って推移できれば、より大きな上昇局面につながる可能性があるとみている。

オンチェーン指標の改善も、ブレイク期待を支える材料として挙がっている。XRP Ledgerでは、新たにアクティブ化されたアドレス数が1日6000件に増加し、3カ月ぶりの高水準を記録した。アクティブアドレス数も2週間で36%増えており、ネットワーク利用の持ち直しが示されている。

取引所全体では、「クジラ」と個人投資家のスプレッドも24.9%拡大した。クジラ投資家が個人投資家より速いペースでXRPを取引所外へ移していることを示すシグナルとされる。市場では、こうしたオンチェーンの流れが続けば、下落ウェッジ上放れに必要な推進力になり得るとの見方が出ている。

もっとも、分岐点は明確だ。XRPが短期的な自律反発にとどまらず、1.90~2.10ドルを回復したうえで、その水準を維持できるかどうかにある。価格反発とネットワーク指標の改善が続けば、数カ月にわたる収れん局面が終わり、次の方向性が鮮明になる可能性が高まりそうだ。

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