Cardano(ADA)が反発し、暗号資産の時価総額順位で再び上位15位圏に浮上した。価格の持ち直しを受け、順位は一時の18位から13位まで回復した。
ブロックチェーンメディア「The Crypto Basic」が3日(現地時間)に報じたところによると、Cardanoは直近数日で上昇に転じ、下落局面で落としていた時価総額順位を戻した。
今回の反発は、数週間にわたる軟調な値動きの後に起きた。Cardanoは先週、強い売り圧力を受けて0.1387ドルまで下落し、数年ぶりの安値を付けた。その後は地合いの改善を背景に切り返し、反発局面では上昇率の大きさが目立った。
価格は直近安値の0.1387ドルから0.1912ドルまで上昇した。足元でも24時間で0.26%、直近7日では34.01%上昇している。こうした値動きを受けて投資家心理も持ち直し、時価総額順位の回復につながった。
順位上昇の過程では、主要銘柄を相次いで時価総額で上回った。Cardanoはこの2日間でCanton(CC)、Chainlink(LINK)、Monero(XMR)を抜き、上位15位圏に復帰した。時価総額は約60億ドルで、世界13位となっている。
上位銘柄との差も縮小している。現在、Stellar(XLM)との時価総額の差は8億ドル未満で、12位のZcash(ZEC)との差は約13億8000万ドルだ。上昇が続けば、さらに順位を切り上げる余地がある。
市場では、Cardanoが再びトップ10に復帰できるかに関心が集まっている。Cardanoは2021年の上昇相場でトップ10入りしたほか、一時は時価総額3位まで浮上した経緯がある。足元の反発が続けば、当時の勢いを取り戻せるのではないかとの期待も出ている。
こうした中、Cardanoコミュニティでは創業者チャールズ・ホスキンソン氏の発言にも改めて注目が集まっている。同氏はCardanoについて「人生を懸けた仕事」だと繰り返し述べ、自身が依然としてADAの大口保有者であり、Cardanoの成功を強く望んでいると強調してきた。また、同ネットワークには時価総額で最大の暗号資産になり得る潜在力があるとの見方も示している。
ホスキンソン氏は、その実現にはCardanoコミュニティによる継続的な支持と参加が必要だと指摘した。条件が整えば、CoinMarketCap基準で首位のBitcoinと競合する可能性にも言及している。一方、市場の関心は、足元の反発が短期的な戻りにとどまるのか、それともトップ10再浮上につながるのかに移っている。