SKTは7月6日、AIデータセンター基盤「Haein」クラスターが、韓国のクラウドサービスセキュリティ認証(CSAP)のIaaS認証を取得したと発表した。NVIDIAのBlackwell GPUを採用したAIクラウドとしては、韓国で初の認証取得となる。
認証を取得したのは、韓国インターネット振興院(KISA)が所管するCSAPのインフラストラクチャー・アズ・ア・サービス(IaaS)分野。CSAPは、公共機関が利用するクラウドサービスの安全性を検証する制度で、「Haein」クラスターは網分離やデータ隔離など、公共向けクラウドに求められるセキュリティ基準を満たした。
「Haein」は、NVIDIA Blackwell GPUを1000基超搭載した単一クラスター型のAIデータセンター基盤。複数のGPUを束ねて大規模演算を処理する構成を採用しており、政府主導の独自AI基盤モデル事業の学習基盤として活用されている。
SKTは今回の認証取得について、GPUクラスターの安全性と技術面での信頼性を示すものだと説明した。政府のAIプロジェクトで実運用される中、所定のセキュリティ基準を満たした点に意義があるとしている。
今後は「Haein」クラスターを基盤に、公共・金融分野向けのAIインフラ事業を拡大する方針だ。国内のデータとインフラを活用し、独自に構築・運用するソブリンAIクラウド市場で存在感を高める考え。
キム・ミョングク氏(SKT AIファクトリー事業担当)は「『Haein』クラスターは、Blackwell GPUを採用したAIクラウドとして初めてCSAP認証を取得し、ソブリンAIインフラとしての位置付けを強めた」とした上で、「今後も公共インフラ分野での貢献を拡大していきたい」とコメントした。