Binanceの週間純流出が12億3000万ドル(約1845億円)に拡大した。前週比では207%増。月間の純流出額も約32億ドル(約4800億円)に達した。Cointelegraphが7月5日(現地時間)に伝えた。
対象は6月29日からの1週間。前週の約4億ドルから大きく膨らんだ。
Ethereum(ETH)の引き出しも約3年ぶりの高水準となった。CryptoQuantのコミュニティアナリスト、ダークポストによると、BinanceにおけるETHの出金トランザクションは1日当たり16万6000件を超え、約3年ぶりの高水準を記録した。
同氏は、2023年3月以降でみると、Binanceで確認された出金トランザクションの増加ペースとしては今回が最も急だったとしている。
資金移動の一部については、買い集めの動きである可能性があるとの見方も示した。背景として、欧州連合(EU)の暗号資産規制「MiCA」を巡る不透明感や、短期的な市場ポジショニングを挙げた。
こうした資金移動が観測される中、ETH価格は反発した。ETHは2日間で約10%上昇し、直近7日では12.5%高の1766ドル(約26万4900円)で推移した。
Bitcoinも同期間に4.3%上昇し、6万2925ドル(約943万8750円)を付けた。
他の中央集権型取引所でも純流出が続いた。Bitfinexは4億750万ドル(約611億2500万円)、Gateは2億1430万ドル(約321億4500万円)の純流出となった。
OKXからは8710万ドル(約130億6500万円)、Bybitからは7840万ドル(約117億6000万円)の純流出が確認された。
一方、Crypto.comとHashKey Exchangeは、それぞれ約6300万ドル(約94億5000万円)、5330万ドル(約79億9500万円)の純流入を記録した。KuCoinは2210万ドル(約33億1500万円)、Geminiは1740万ドル(約26億1000万円)、Bitvavoは1580万ドル(約23億7000万円)の純流入だった。