Shinhan Financial Groupは5日、グループ経営陣約300人が参加する「2026年下期経営フォーラム」を7月3〜4日、Shinhan Bankのブルーキャンパスで開催したと発表した。市場競争力の強化とAXの実行力向上に向け、下期の重点戦略を議論した。
フォーラムは「生動するShinhan、圧倒的没入」をスローガンに、1泊2日の日程で実施した。参加者は市場での競争力強化とAXの実現をテーマに、グループが直面する課題を点検し、下期の実行戦略を協議した。
初日は、「2030年にShinhan Financial Groupが市場から消えた状況」を想定した映像の上映で幕を開けた。続いて、外部の視点から同グループの現状を捉えた講演を行い、経営陣は「今変わらなければ未来はない」との危機意識を共有した。
ジン・オクドン会長は、「Shinhan固有の野性を基盤に、市場競争と未来の金融イノベーションを主導しなければならない」と述べ、経営陣の意識改革を促した。
今回のフォーラムでは、Shinhan Financial Groupが独自開発したAIエージェントも討議に活用した。AIエージェントは議論の内容をリアルタイムで分析し、異論や代替案を示す「レッドチーム」として機能した。事前課題へのフィードバックや、グループ別発表案の評価にも用いたという。
各子会社の非常勤取締役と実務担当者で構成するワーキンググループも討議に参加した。
2日目には、AIネイティブカンパニーへの転換に向けた下期の推進計画を共有した。子会社ごとのAIエージェント活用事例の発表を通じて、業務革新の成果や働き方の変化についても議論した。会場にはAIエージェントの体験ブースも設けた。
ジン・オクドン会長は、「差別化した商品・サービスの開発に加え、没入とチームワークを土台に挑戦的な目標を設定しなければならない」と述べた。その上で、「リーダー自らがAIを活用し、それぞれの能力強化に踏み出してほしい」と呼びかけた。