写真=SecuritizeのX公式アカウントより

Securitizeは3日(現地時間)、ニューヨーク証券取引所(NYSE)への上場に合わせ、自社株のトークン化株式の提供を開始した。対象チェーンはSolanaとAvalancheで、同社は新規上場企業が上場初日にトークン化株式を同時展開するのは初めてだとしている。

Cointelegraphによると、同社の株式はNYSEで銘柄コード「SECZ」として取引を開始した。上場は、Cantor Fitzgeraldが支援した特別買収目的会社(SPAC)との合併を通じて実現した。

トークン化した自社株は、自社プラットフォームを通じて、一定の資格を満たす米国投資家向けに提供する。対応するブロックチェーンはSolanaとAvalancheの2つ。

Securitizeは今回の株式について、合成トークンや海外経由で組成された商品ではなく、NYSEで取引される同一の普通株を発行体主導でトークン化したものだと説明した。トークン化証券も、従来の米国証券法と市場構造の枠組みの中で発行・提供されるとしている。

利用には登録手続きのほか、適格性審査、顧客確認(KYC)、マネーロンダリング対策(AML)の確認が必要となる。

共同創業者兼CEOのカルロス・ドミンゴ氏は、「上場初日に自社の公開株式をトークン化したことは、上場企業株式のオンチェーン化の可能性を示すものだ」とコメントした。あわせてSECZについて、規制下のインフラを通じて提供される同一の普通株を、発行体主導でトークン化したものだと位置付けた。

米証券取引委員会(SEC)は1月、発行体主導のトークン化証券も米国証券法の適用対象になることを明確にした。一方、5月中旬にはトークン化株式取引を巡る例外措置を公表する方向で準備を進めていたが、同月後半に取引所関係者から実施への懸念が示され、計画は延期された。

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