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ビットコインのUTXO供給指標が2022年11月以来初めて買いシグナルを示し、今回の弱気相場が底値圏に近づいている可能性が浮上した。一方で、相場がすでに底を打ったと判断するのはなお早い。Cointelegraphが7月3日、報じた。

オンチェーン分析プラットフォームCryptoQuantの寄稿者アクセル・アドラー・ジュニアは週内に公開した分析で、ビットコインの主要な買いシグナルが再点灯したと明らかにした。対象となったのは「アドバンスト・ネットUTXO供給比率」で、最終移動時点を基準に、含み益と含み損の状態にあるビットコイン供給量の比率を測る指標だ。

同指標は約4年ぶりにマイナス圏へ沈んだ後、反転した。アドラー氏によると、深いマイナス圏から持ち直す過程でシグナルの基準線を再び上回り、6月末から7月初旬にかけて複数回にわたり買いシグナルを示したという。

ただ、同氏はこのシグナルだけでマクロ的な底打ちが確認されたわけではないと指摘する。UTXO供給指標のシグナルは弱気相場の終了を直接示すものではなく、相場サイクル上の底値圏で現れやすいと説明した。

底入れ確認の条件として同氏が挙げたのは、指標が0を上回って推移し、それに伴って価格上昇が続く展開だ。価格の裏付けがないまま指標が再びマイナス圏に沈めば、弱気シナリオが再び強まる可能性があるとしている。

なお、注目点として残るのが、含み損状態にある供給量の水準だ。この数値はまだ前回の弱気相場時の水準には達していない。アドラー氏は、含み損供給量の90日単純移動平均が今後2カ月以内に、弱気相場の反転の目安となる水準に到達するとの見通しを示した。

その上で同氏は、投げ売りがすでに一巡したとみるのではなく、なお進行中のプロセスと捉える方が適切だと述べた。

CryptoQuantの別の寄稿者ダークポストも今週、UTXO供給指標を相場の変曲点の可能性と結び付けた。同氏は、この指標がUTXOの損益状況に応じて急落局面と急騰局面の双方でシグナルを発し得る一方、相場サイクルの観点では今回の弱気相場が終盤に近づいていると解釈できるとの見方を示した。

その上で、市場ではビットコインの底値形成が第3四半期以降になる可能性が高いとの見方が出ている。

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