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XRPは1ドル台を維持しているものの、50日移動平均線の回復に失敗し、上値の重さが意識されている。50日線を明確に上抜けられなければ、次の下値メドとして100日移動平均線が位置する0.815ドルまで調整が進む可能性がある。

ブロックチェーンメディア「The Crypto Basic」が2日(現地時間)に伝えたところによると、XRPは先月、主要な抵抗線の回復に失敗し、約1年にわたる下落基調から抜け出せていない。

6月の反発局面でも、トレンド転換にはつながらなかった。6月中旬には買い戻しが入りモメンタム改善への期待も出たが、高値は1.30ドルにとどまった。50日線を回復できない限り、下方向への圧力が残る構図だ。

日足チャートでは、XRPは2025年7月にサイクル高値の3.66ドルを付けた後、下降チャネル内での推移が続いている。この間の反発局面では、いずれも前回高値を下回る水準で失速し、その後に再び下落する流れを繰り返してきた。直近では6月15日にも50日移動平均線付近まで上昇したが、高値は1.30ドル止まりで、1.32ドルのレジスタンストレンドラインも突破できなかった。

その後、XRPは約18%下落し、足元では1.09ドル近辺まで水準を切り下げた。現在は0.618フィボナッチ・リトレースメントのトレンドライン付近で下支えされているものの、主要な抵抗線を下回って推移しており、需給はなお弱いとみられている。

チャート上では、過去の下落局面との類似も指摘されている。下降チャネル内での過去2回の調整では、それぞれ約50%、53%下落した後に新たな安値を付け、短期反発につながった。1度目は2025年11月に1.81ドルまで下落し、2度目は2月6日に1.12ドルまで下げた。今回の下落率はまだその水準に達しておらず、同様の値動きが続けば、50日線を回復できない場合に一段安となる可能性があるという。

次の下値メドとして示されたのは、3月安値からの反発局面で付けた高値1.60ドルに対し、50.33%の調整に当たる水準だ。この価格帯は、100日移動平均線が位置する0.815ドルと重なる。100日線は前回サイクルでも主要な支持帯として機能してきた長期トレンド指標とされる。XRPは2022年6月にこの水準付近で底を打ち、2024年11月にも同水準で反発した後、より高い価格帯へ上昇した経緯がある。

0.815ドルは現在値から約23%低い水準で、下降チャネルの下限バンドとも重なる。中長期の下値支持力を見極めるうえで重要な水準と位置付けられる。

もっとも、短期的には1ドル台を維持している。XRPは2日に1.02ドルから反発し、1.06ドル近辺を回復した。ただ、出来高はなお鈍い。未決済建玉は直近24時間で23億1000万ドルへ小幅に増加しており、市場参加者の慎重姿勢が続いていることをうかがわせる。

当面の焦点は、1ドルの支持線を維持できるかどうかと、XRPが50日移動平均線を回復できるかの2点だ。50日線を取り戻せなければ0.815ドルまで下押しする余地が残る一方、抵抗線の回復に成功すれば、足元の弱い値動きが和らぐ可能性がある。

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