写真=TeslaのX

Teslaは現地時間7月2日、2026年4〜6月期の納車台数が48万126台だったと発表した。前年同期比25%増となり、市場予想を約7万4000台上回った。4〜6月期としては過去最高で、2年続いた前年同期比での減少から増加に転じた。

生産台数は45万1758台で、納車台数がこれを上回った。納車が生産を上回ったことで、在庫は約2万8000台減少した。前四半期には未販売車が約5万台増えており、在庫動向は改善に転じた形だ。

車種別では、Model 3とModel Yが中心だった。両モデルの生産台数は44万2936台、納車台数は46万7762台。Model S、Model X、Cybertruck、Semiを含むその他モデルは、生産8822台、納車1万2364台だった。

納車実績は市場予想も大きく上回った。Electrekなどによると、ウォール街のコンセンサスは40万6024台前後で、強気の見通しでも41万8000〜42万台程度だった。実績はこれらを大幅に超えた。

48万126台は、2023年4〜6月期の46万6140台を上回り、4〜6月期としての最高記録となった。一方で、四半期ベースの過去最高である2025年7〜9月期の49万7099台には届かなかった。

前年同期の納車台数は38万4122台で、今回は25%増となった。2026年1〜3月期の35万8023台と比べても34%増えており、前四半期からの回復も鮮明だった。

エネルギー貯蔵事業も拡大した。4〜6月期のエネルギー貯蔵製品の配備量は13.5GWhで、前年同期の9.6GWhから40%超増加した。ただ、市場予想の約13.8GWhにはわずかに届かなかった。

一方、BYDとの差はなお残る。BYDは4〜6月期に55万7090台のBEVを販売し、世界のBEV販売でTeslaを上回った。ただ、両社の増減率は対照的だった。BYDのBEV販売は前年同期比で約8%減少したのに対し、Teslaの納車は25%増加した。

その結果、両社の差は1年前の22万台超から、今四半期は約7万7000台まで縮小した。市場では、需要回復の兆しに加え、在庫調整の進展が今回の好調につながったとの見方が出ている。

2年にわたる販売減速の後で増加に転じたことから、今後は下期の販売動向に加え、BYDとの台数差がさらに縮小するかが焦点となりそうだ。

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