Shiba Inuのイメージ(画像=Reve AI)

Shiba Inu(SHIB)は、取引所の流動性が薄い状況では、3500万ドル規模の買いが一度に入るだけで700%の急騰につながる可能性がある。ブロックチェーンメディアのU.Todayが2日(現地時間)、こうした分析を伝えた。

オンチェーンデータによると、Shiba Inuの取引所準備金の価値は約3億7430万ドル、取引所保有量は約87兆200億枚と集計された。今回の分析では、時価総額そのものよりも、実際に市場で売買に回る流動性の薄さが価格変動を左右する重要な要因だとみている。

Shiba Inuはこれまでも投機的な循環局面で値動きが大きくなりやすかった。分析では、こうした特性を踏まえ、取引所に積み上がっている流動性は見かけほど厚くないと指摘。需要が3500万ドル規模で一気に流入し、流動性不足が続いた場合、価格が大きく見直される可能性があるとしている。

ミームコイン市場では、資金流入額と上昇率が必ずしも比例しない点も示された。注文板の厚さ、実際の流通量に加え、投資家の恐怖や追随買いの心理が、時価総額以上に大きな変数として作用しうるためだ。流動性が乏しい局面では、強い買い需要が従来のバリュエーションの枠組みを超えるスピードで価格を押し上げる可能性があるという。

一方、テクニカル面では、なお強気転換を裏付ける材料は乏しい。Shiba Inuは日足チャートで0.00000433ドル近辺で推移しており、主要移動平均線を下回っている。50日、100日、200日の各移動平均線がいずれも現在値を上回っており、基調は依然として下向きとの見方だ。

短期的な最大の上値抵抗帯は0.00000505〜0.00000546ドルとされた。ここはShiba Inuが過去に上昇モメンタムを失った水準で、分析では、このゾーンを明確に上抜けることが買い優勢への転換を示す最初の重要シグナルになると説明している。

さらに上の抵抗線としては、長期移動平均線が位置する0.00000651ドル近辺を挙げた。この価格帯を回復できない限り、自律反発があっても再び上値を抑えられる可能性が高いとしている。

需給とネットワーク関連の指標は、総じて緩やかな改善にとどまった。6月の下落後、Shiba Inuは小幅な持ち直しの形を見せているものの、出来高はなお明確な買い集積を示しておらず、反発の勢いも限定的と評価された。

オンチェーンの資金フローも強弱入り交じる内容だった。取引所への流入は0.41%増、流出は0.26%増で、純流入はマイナス0.46%だった。流出が流入をやや上回ったものの、明確な買い集めのシグナルとみなすには力不足だという。

ネットワーク活動はわずかに持ち直した。取引件数は0.5%、アクティブアドレスは0.61%増加した。ただ、いずれも需要の急拡大というより、活動水準の小幅な改善にとどまるとみられている。

U.Todayは、Shiba Inuは取引所流動性の薄さから比較的小規模な資金でも価格が大きく動きやすい構造にある一方、実際のトレンド転換を確認するには、主要な抵抗線の突破と出来高拡大が同時に必要だと伝えている。

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