SK AXは7月2日、京畿道城南市のSK Uタワーで、発電・エネルギー分野のAX推進に向け、韓国電力技術と業務協約(MOU)を締結したと発表した。バックオフィス業務から発電所の設計・運用に至るまで、段階的にAXを進める。
韓国電力技術は、発電所設計を手掛ける企業。小型モジュール炉(SMR)や再生可能エネルギーなど、今後のエネルギー事業環境の変化を見据えたAXを推進している。
今回の協業では、経営管理などのバックオフィス領域から、発電所の設計・運用といった中核業務まで、順次AXを拡大する方針だ。
まずは全社的な業務効率化に向け、SK AXの主力AXプラットフォーム「AXgenticWire AiPMO」と「AXgenticWire NPO Agent Builder」などを段階的に導入する。AXgenticWire AiPMO(AI Project Management Office)は、発電・エネルギープロジェクトの提案、着手、日程・費用管理、リスク点検、成果管理まで、プロジェクト遂行の全工程をAIで支援する統合管理プラットフォームである。
SK AXのキム・ワンジョン社長は「発電・エネルギー産業は、設計から運用、保守までAI革新の需要が急速に拡大している分野だ」とコメント。「今回の協力を通じて、発電・エネルギー産業全般のプロセスや運営体制、ガバナンスで実質的な成果を生み出すAI Augmentation体制の構築につなげたい」と述べた。
韓国電力技術のキム・テギュン社長は「発電産業とエンジニアリング分野において、AXはもはや選択肢ではなく必須課題だ。現場と実務に実質的に役立つ革新を生み出す段階に来ている」と強調した。その上で、「韓国電力技術の専門性とSK AXのAI技術を組み合わせ、将来の発電産業に新たな革新の標準を示したい」と語った。