Starlinkの衛星インターネット用アンテナ 写真=SpaceX

米Wall Street Journal(WSJ)は1日(現地時間)、SpaceXがスマートフォンに近い形状の人工知能(AI)端末の試作機を投資家向けに披露したと報じた。独自OSにxAIの技術を統合する構想とされるが、イーロン・マスク氏はこの報道を「完全なフェイクニュースだ」と否定している。

WSJによると、SpaceXは上場に先立ち、投資家や関係者にこの端末を公開したという。

試作機はまだ初期段階にあり、今後デザインが変更される可能性があるという。WSJは外観について、iPhoneより薄く滑らかで、小型タッチスクリーンを備えたスマートフォンとRabbit R1の中間に位置する製品だと伝えた。

また、この試作機は独自OSをベースに、xAIの技術を組み込む方向だとしている。他社プラットフォームに依存せず、AIを中核インターフェースとする新たな端末を目指す狙いがあるとみられる。

一方、TechCrunchは、HumaneやRabbitの事例を挙げ、AI端末は製品を投入することと消費者需要を取り込むことが別問題だと指摘した。

TechCrunchによると、SpaceXがこの端末を実際に量産・販売するかどうかは不透明だ。SpaceXは「Starlink Mobile」を軸に無線事業の拡大姿勢を示しており、VerizonやAT&Tの競合先としても名前が挙がってきた。あるアナリストは、T-MobileやAT&Tを買収対象として検討する可能性があるとの見方も示している。

AI端末を巡っては、OpenAIも別製品の準備を進めている。OpenAIは、Appleの前最高デザイン責任者ジョニー・アイブ氏と共同でAI端末を開発している。

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