KTは7月1日、従来は5GとLTEで分かれていた料金体系を一本化した統合料金プランの提供を始めた。約100種類あったプランを18種類に集約したほか、データ容量を拡充し、年齢に応じた特典「ダム」を申請不要で自動適用する。
新プランは、完全無制限データを前提とする「Choice」と、データ利用量に応じて選べる「Basic」の2本立てとした。
Choiceは、コンテンツ利用やスマートデバイス利用の多い顧客向けのプラン。共有データと付帯特典を強化し、「Choice110」では共有データ80GB、「Choice90」では同60GBを提供する。「Choice130」では、スマートデバイス向け料金の割引対象を最大2回線まで広げた。
付帯特典としては、OTT、端末保険、デバイス割引などから選択できる。「Choice Double」では、Disney+ Standardと端末保険割引をセットで提供する。
Basicでは、一部プランに設けていた共有データの制限をなくし、保有データをスマートデバイスなどで分けて利用できるようにした。
また、すべてのプランに、基本データを使い切った後も一定速度で通信を継続できる「データ安心オプション(QoS)」を適用する。
通信速度は、「Basic110GB」がデータ消費後に最大5Mbps、「Basic14GB」以上のプランが最大1Mbps、「Basic10GB」以下のプランが最大400Kbpsとなる。
年齢別のデータ特典も自動適用に切り替える。若年層向けの「Yダム」ではデータ容量を2倍にし、子ども向けには「スクールダム」、シニア向けには「65+ダム」「75+ダム」を用意した。
例えば、月額6万1000ウォンの「Basic30GB」を利用する20代は、「Yダム」の適用で月60GBまで利用できる。基本データを使い切った後も、最大1Mbpsで継続利用が可能だ。
月額5万ウォンの「Basic10GB」を利用する65歳以上の利用者には最大15GB、75歳以上には最大20GBを提供する。
兵役中の利用者向け特典も拡大する。「Yダム」を適用したうえで、月額4万5000ウォン以上のプラン利用者には1日2GBを追加提供する。追加分を使い切った後も最大3Mbpsで利用でき、月額料金の20%割引も受けられる。
統合料金プランの開始にあわせ、KTは7月1日から従来の5GおよびLTE料金プランの新規受付を終了する。既存契約者は、現在利用しているプランをそのまま継続できる。
KTカスタマー事業本部長(常務)のキム・ヨンゴル氏は、「統合料金プランは、顧客の選択をシンプルにし、特典をより実感しやすくするよう設計した」とコメント。「利用パターンやライフサイクルに合わせた特典を今後も拡充していく」と述べた。