韓国インターネット振興院(KISA)は29日、2026年の個人情報関連の新規研究開発(R&D)事業を始動した。ソウルのロッテタワー内の会場で着手報告会を開き、AI時代の安全な個人情報活用に向けた研究課題を本格的に進める方針を示した。
新たに着手するのは、個人情報の安全活用に向けた先導技術の開発、グローバルな個人情報保護標準の開発、個人情報の保護と活用を担う専門人材の育成という3分野にまたがる計11件の研究課題。主なテーマとして、ディープフェイク抑制技術の開発や、AI時代に対応したプライバシー・バイ・デザイン(Privacy by Design)の標準開発を挙げた。
KISAは今後、各課題の進捗を継続的に点検するとともに、研究機関同士の連携も支援する。個人情報の保護・活用分野で実効性のある研究成果につなげるため、事業管理を進める方針だ。
KISAのイ・サンジュン院長は「AI時代に競争力を確保するには、国民が安心してデータを託せる環境整備が不可欠だ」と述べた。その上で、「個人情報の保護と活用のバランスが取れた信頼基盤を整え、国家のAI競争力強化に貢献していく」と強調した。
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