Krakenが主導するEthereumレイヤー2「Ink」は、Optimismの「OP Enterprise」を複数年契約で採用し、本番インフラの運用を委託する。Optimismが運用を担う一方、Ink財団はエコシステムの拡大と新たな金融商品の開発に経営資源を振り向ける。
The Blockの報道によると、契約に基づきOptimismがInkの本番環境を直接運用する。Optimismは、主要なレイヤー2がインフラ運用をマネージドサービス事業者に委ねる先行事例の一つになるとしている。
Inkは2024年12月にローンチした。メインネット稼働後の最初の24時間で100万件を超えるトランザクションを処理したほか、現在はInk上で構築されたアプリ群の年間売上高が4000万ドル(約60億円)に迫っているという。
また、InkはOP Enterpriseの設計パートナーとしても参画する。ロードマップには、プログラマブルなブロック構築や、シーケンサー層向けのコンプライアンスツールなどが盛り込まれている。
OptimismのCEO、ジン・ワン氏は「プログラマブルな金融インフラは、機関がオンチェーン上の仕組みを構築する基盤になっているが、その運用には別の専門性が求められる」と説明。その上で、「Ink財団はエコシステムの成長に集中し、Optimismはネットワークの運用と改善を担う」と述べた。
Inkに先立ち、2026年初めにはBitpandaが運営するVision Chainも、OP Enterpriseのフルマネージド型サービスを導入している。
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