韓国総合株価指数(KOSPI)は26日、半導体主力株の下落を受けて5%超急落した。前日の急伸後に利益確定売りが広がったうえ、海外投資家の売り越しも重なり、有価証券市場では今年14回目となる売りサイドカーが発動された。
26日午前11時18分時点のKOSPIは、前日比483.76ポイント(5.42%)安の844.54だった。指数は117.12ポイント(1.31%)安の881.18で寄り付いた後、下げ幅を拡大した。
有価証券市場では、個人が2兆8327億ウォンを買い越した。一方、海外投資家は2兆4346億ウォン、機関投資家は4377億ウォンをそれぞれ売り越し、相場の重荷となった。
KOSPIの急落を受け、有価証券市場ではプログラム売買の売り注文を一時停止する売りサイドカーが発動された。有価証券市場での発動は今年14回目となる。
時価総額上位銘柄では、半導体株の下げが目立った。Samsung Electronicsは前日比2万2500ウォン(6.28%)安の33万6000ウォン、SK hynixは20万5000ウォン(7.03%)安の271万2000ウォンまで下落した。
このほか、SK squareが9.43%安、Hyundai Motorが4.17%安、Samsung Life Insuranceが3.36%安、Samsung C&Tが2.70%安、LG Energy Solutionが4.26%安、Samsung Biologicsが3.03%安と、主力株の多くが下落した。一方、Samsung Electro-Mechanicsは0.75%高だった。
KOSDAQも軟調に推移した。同時刻時点では前日比21.97ポイント(2.47%)安の865.84だった。
外国為替市場では対ドルでウォン安が進んだ。午前のドル・ウォン相場は1ドル=1549.55ウォンと、前日比4.25ウォン(0.27%)のドル高・ウォン安となった。
証券業界では、メモリー価格の急騰を受けて需要先のコスト負担への懸念が強まり、半導体株の利益確定売りを促したとの見方が出ている。
Micron Technologyの決算発表後もメモリー市況の改善期待は維持されているが、半導体価格の上昇がAppleやMicrosoftなど主要需要先の収益を圧迫しかねないとの警戒感も浮上している。
市場では、半導体株の需給改善の有無と海外投資家の売り圧力の強さが、今後の指数の方向性を左右する要因になるとみられている。Samsung ElectronicsやSK hynixといった大型株の軟調な値動きが、指数全体を押し下げる展開となっている。