Samsungは、ミドルレンジスマートフォンの新製品「Galaxy A27 5G」を発表した。ディスプレイデザインやAI機能、処理性能を強化した一方で、価格は前モデルから引き上げられ、防水防塵性能は低下した。
複数の海外メディアによると、SamsungはGalaxy A27 5Gを6月25日(現地時間)に公開し、価格を350ドルからに設定した。前モデル「Galaxy A26」より50ドル高い。
今回の主な変更点はディスプレイだ。6.7型のSuper AMOLEDを引き続き採用しながら、上部ノッチを廃止し、パンチホール型の「Infinity-O」ディスプレイに切り替えた。最大120Hzのリフレッシュレートにも対応する。Samsungは、ベゼルを細くし、よりバランスの取れた設計にしたことで没入感を高めたとしている。
処理性能も引き上げた。SoCにはQualcomm Snapdragon 6 Gen 3を搭載する。Samsungは、前モデル比でグラフィックス性能とレスポンスが向上し、日常利用時のアプリ起動やゲーム時の動作が改善したと説明している。メモリは6GB、ストレージは128GBまたは256GBで、microSDカードにより最大2TBまで拡張できる。
カメラは、フロントが1200万画素。リアは5000万画素の広角カメラ(OIS対応)、500万画素の超広角カメラ、200万画素のマクロカメラのトリプル構成とした。バッテリー容量は前モデルと同じ5000mAhで、25Wの急速充電に対応する。
ソフトウェア面ではAI機能を強化した。「Circle to Search」は複数の対象を同時に認識できるようになり、ボイスレコーダーアプリには文字起こし内容を最大22言語でリアルタイム翻訳する機能を搭載した。
AIアシスタントは、GeminiやPerplexityなど複数のサービスから選んで利用できる。Samsung独自のBixbyも引き続き提供する。
ソフトウェアサポートも長期化した。Galaxy A27 5Gは、最大6世代のAndroid OSアップグレードと、最大6年間のセキュリティアップデートに対応する。
一方で、防水防塵性能は後退した。等級はIP64で、Galaxy A26のIP67から下がった。日常的なほこりや水しぶきには対応するが、水没環境での利用は想定していない。
Galaxy A27 5Gは7月3日から一部の国で先行販売を開始し、米国では7月14日に発売する。