Shiba Inuに下値買いが入り、短期的な反発の兆しが浮上している。ただ、中長期では下落トレンドが続いており、本格的な反転と判断するにはなお材料不足だ。25日(現地時間)、U.Todayが報じた。
Shiba Inuはここ数週間、売り圧力の強い展開が続いてきた。直近の日足では、下値圏で買い支えが入り、いったん下げ止まりを試す動きが確認された。
価格は0.0000043~0.0000044ドルまで下落した後、緩やかな持ち直しを見せた。短期的には自律反発を試す局面に入ったとみられる。
もっとも、相場の地合いは依然として弱い。足元のShiba Inuは50日、100日、200日の各移動平均線を下回って推移しており、主要なトレンドラインを回復できていない。
これまでも断続的な戻りはあったが、大きな流れとしては下落基調から脱していない。今回の値動きで注目されるのは、サポート水準近辺で価格が反応した点だ。売りが続く中でも直近安値では買いが入り、追加的な下落を一定程度抑えた。
テクニカル面では、相対力指数(RSI)が売られ過ぎの水準に近づいていることも短期反発材料として意識されている。過去にも同様の局面では、一時的な戻りがみられたケースがあった。
一方で、市場では買い手が直近安値の維持を試している点に注目が集まるものの、今回の動きは典型的な反転シグナルとは言い切れないとの見方も出ている。
出来高の変化も焦点となる。直近の下放れ以降、売りの勢いは段階的に鈍っている。こうした動きは、短期筋の投げ売りが相応に進んだ可能性を示唆する。市場が長期的な回復局面に移る前には、このような売り圧力の一巡が先行して表れることがあるという。
短期的な上値の焦点は、直上のレジスタンス帯にある。最も近い抵抗帯として意識されるのは、0.0000049~0.0000050ドル近辺の短期移動平均線だ。
ただ、この水準を上抜けたとしても、50日線と100日線が次の上値抵抗として残る。反転シグナルの信頼性を高めるには、今回の反発が安値・高値を切り上げる流れにつながるかが重要になる。
現時点で市場が求めているのは、明確な確認材料だ。Shiba Inuは「完全なトレンド転換」というより、「自律反発の地固め」に近い段階にあるとみられている。
陽線が1本出ただけでは反転を裏付けるには不十分で、継続的な買いと、近接する抵抗帯の回復が必要になる。足元の値動きは新たな強気相場の証拠というより、買い手が主導権を維持できるかを見極める局面といえる。
このため、短期反発のシグナルは確認されたものの、市場の視線は単なる下値防衛ではなく、その次の段階に向かっている。買いが上値抵抗を突破できなければ、今回の反発は限定的なテクニカルリバウンドにとどまる可能性が高い。
反対に、抵抗帯の回復と継続的な買いが続けば、直近の反発は、より意味のあるトレンド転換の起点となる可能性があると同メディアは伝えている。