写真=Qualcomm

Qualcomm Technologiesは24日、アジア太平洋地域のスタートアップ育成プログラム「QAIPI(Qualcomm AI Program for Innovators)2026」の採択企業15社を発表した。日本、韓国、シンガポールから各5社を選出し、今後6カ月にわたってメンタリングや開発支援を提供する。

採択されたのは、韓国がEnerzai、WithRobot、Undermilliy、Clica、PladLabsの5社。日本はAPTO、KanjuTech Kabushiki Kaisha、KimPax、MY ROBOTS K.K.、XNOVAの5社、シンガポールはAIPLUX TECHNOLOGY、QuikBot Technologies、RED DOT DRONE、Refined Robotics、Zebridの5社となる。各社は航空宇宙、農業、ドローン、ヘルスケア、ロボティクス、スマートインフラなど幅広い分野でAIソリューションを開発している。

採択企業は6カ月間のメンタリングプログラムに参加する。Qualcommの専門家による1対1のメンタリングに加え、ハードウェア開発プラットフォームの提供、最大2500ドル(約37万5000円)の製品開発支援、最大5000ドル(約75万円)相当の特許出願支援を受けられる。プログラムを修了した企業には、最大1万ドル(約150万円)の支援金も支給する。

Qualcomm APAC代表のクォン・オヒョン氏は、「今年もQAIPIを通じて、アジア太平洋地域の有望なスタートアップを支援できることをうれしく思う」とコメントした。その上で、「2026年はAIエージェントの年になる。デバイス、エッジシステム、クラウドをまたぐエージェント体験は、Qualcommが定義する統合コンピュート連続体への移行を示している」と説明した。

さらに同氏は、「今年選ばれたスタートアップは、産業現場でエッジAIの活用が広がっていることを示している」と強調。「QualcommはQAIPIを通じて、技術開発から商用化までを迅速に進められるよう支援し、アジア太平洋全域のスタートアップエコシステムをさらに強化していく」と述べた。

Qualcomm Engineeringの副社長、スディプト・ロイ氏は、「100社を超える応募企業は、ロボティクス、ヘルスケア、ドローン、産業安全、スマートインフラに至るまで、それぞれ差別化された能力を示した」とした上で、「有望な試作品を、スケール可能で特許に守られた製品へと発展させる支援ができることをうれしく思う」と語った。

プログラムは、2026年第4四半期に予定するデモデーで締めくくられる。参加スタートアップは同イベントで、業界リーダーやシステムインテグレーター、投資家に向けてAIソリューションを披露する予定だ。

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