データセンター向けネットワーク技術を手がけるスタートアップのUpscaleAIが、追加で1億9000万ドル(約285億円)を調達した。SiliconANGLEが22日(現地時間)に報じた。
今回の調達はPremjiInvestが主導し、NVIDIA、Salesforce Ventures、Seligman Ventures、Temasekなどが参加した。
UpscaleAIは、AIワークロード向けにスケールアップ用とスケールアウト用のスイッチを開発している。スケールアップスイッチは同一ラック内のサーバー間通信を担い、スケールアウトスイッチはラック間のトラフィックを処理する。
AIモデルの処理は順序立って進むため、GPU間のデータ通信が遅れると、後続の演算全体に遅延が波及する。UpscaleAIは、独自開発チップ「Skyhammer」によって、こうした課題の解決を目指している。
同社によると、Skyhammerはデータの到着タイミングのばらつきを抑え、想定外の遅延による演算の停滞を防ぐという。
バルン・カ最高経営責任者(CEO)は、「AIインフラはクラスター規模で再定義されており、ネットワーキングは最も重要なボトルネックの一つだ」と述べた。そのうえで、「大規模な同期ワークロード向けに、高性能でオープン標準ベースのAIファブリックを構築している」と説明した。
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