Axiosは22日(現地時間)、NVIDIAがヒューマノイドロボットの安全運用を支援するシステム「NVIDIA Halo for Robotics」を発表したと報じた。人と同じ空間で稼働するヒューマノイドを想定した安全基盤として投入する。
Haloは、ソフトウェア、計算資源、センサー、検証機能を統合したシステムだ。NVIDIAが自動運転車の開発で培ってきた知見を基に開発したという。
NVIDIAのロボティクスおよびエッジAI部門担当バイスプレジデント、ディープ・タラ氏は、Haloについて「自律システムを現実世界に展開するための統合安全アーキテクチャだ」と説明した。
最初の顧客はAgility Roboticsだ。AmazonやToyotaなどの顧客先で運用するヒューマノイドに、Haloを適用する計画だという。
Agility Roboticsの最高技術責任者(CTO)プラース・ベラガプディ氏は、「ヒューマノイドロボットでは、より精緻な安全設計が求められる」と指摘。「周囲の状況を認識したうえで、どの物体に接触し、動かし、どの程度の力を加えられるかを判断する推論能力が必要だ」と述べた。
Barclaysの推計では、ヒューマノイド市場は2035年までに2000億ドル規模に成長する見通し。NVIDIAはロボット本体のハードウェアではなく、ソフトウェアとチップの開発に注力している。
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