Dogecoin(DOGE)保有者の一部に対し、レイヤー2サービスの終了に伴って資産を引き出せなくなる可能性があるとして警告が出ている。インフラの停止後は、数百万DOGE規模の資産が事実上ロックされる恐れがあるという。
米ブロックチェーンメディアのU.Todayは6月22日(現地時間)、Dogecoinコミュニティでレイヤー2終了を巡る警戒感が強まっていると報じた。問題視されているのは、単なるサービス終了ではなく、利用者が預けた資産にアクセスできなくなる可能性がある点だ。
今回の対象はDogecoinのメインネットそのものではなく、DOGEを基盤とするレイヤー2インフラ。この仕組みに預け入れた、あるいは連動している資産は、サービス終了後に移動や回収の手段を失う恐れがあるとされる。
警告では、数百万DOGEが引き出せない状態のまま残される可能性があると指摘された。単なる技術的なトラブルではなく、投資家の保有資産に直接影響しかねない問題として受け止められている。
暗号資産業界ではこれまでも、取引所やブリッジ、レイヤー2、ウォレットといった外部インフラの終了に伴い、利用者資産が長期間ロックされる事例が繰り返されてきた。今回も価格変動より、資産を移動できるかどうかが焦点となっている。
市場関係者が注視しているのは、利用者が終了前に資産を引き出せるのか、またそのための猶予期間がどの程度確保されるのかという点だ。ただ、現時点で確認されているのは、終了が近いとみられることと、一部資産がアクセス不能になる可能性があることにとどまる。具体的な日程や救済策は明らかになっていない。
このため、Dogecoin保有者には、自身の資産が当該レイヤー2インフラに預けられていないか、あるいは連動していないかをまず確認する必要があるとの指摘が出ている。影響はDogecoin保有者全体ではなく、レイヤー2上の資産に集中する可能性が高い。
今後の焦点は、サービス終了まで資産の引き出し手段が維持されるかどうかと、数百万DOGE規模とされる資産がどのように管理されているかにある。利用者が終了前に適切な対応を取れなければ、一部資産が長期間ロックされる可能性がある。