MOUを締結したNotaとLG CNS(写真=Nota)

Notaは6月23日、LG CNSとAIを活用した高度交通システム(ITS)技術の事業化に向け、MOUを締結したと発表した。両社は海外の交通インフラ市場を対象に、共同で案件開拓を進める。

今回の提携では、LG CNSが持つグローバルなスマートシティ・ITS事業の基盤と、NotaのAIモデル軽量化・最適化技術を組み合わせる。協業範囲は共同マーケティング、現場実証、開発、事業開発、構築までを見込む。

Notaは、生成AIベースのビジョン言語モデル(VLM)を基盤とする映像管制ソリューション「Nota Vision Agent(NVA)」を提供している。交通流の分析や異常事象の検知、歩行者・車両に関する危険の検知など、交通管制に必要な機能を備える。クラウドへの依存を抑えつつ、エッジ環境でもリアルタイムの映像解析が可能な点を強みとしている。

LG CNSは、都市統合運営センター(IOC)を中核に、グローバルなスマートシティ市場でITSプロジェクトを推進してきた。両社は今後、NotaのITS技術とLG CNSの自社スマートシティAIプラットフォームを連携させ、交通インフラのデジタル化需要に共同で対応する方針だ。主要ターゲット市場は米州とし、具体的なプロジェクト機会の発掘を進める。

Notaのチェ・ミョンス代表は、「交通分野は、フィジカルAIが都市インフラで実質的な価値を生み出せる主要領域だ。両社の技術力と事業能力を基に、現場で活用できるAIベースの高度交通ソリューションを構築していく」とコメントした。

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