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イングランド銀行は、システム型ステーブルコインに関する規制草案を公表し、準備金要件を一部緩和した。個人・法人別の保有上限案を撤回する一方で、400億ポンドの暫定発行上限を導入した。

Cointelegraphによると、22日に公表した草案には、規制対象となるポンド連動ステーブルコインの英国での運営基準が盛り込まれた。

システム型ステーブルコインは、決済に広く用いられ、英国の金融安定を損なうおそれがあるステーブルコインを指す。どのステーブルコインを対象とするかは、英国財務省が判断する。

今回の規制は、決済や小売利用を主な用途とするトークンに限って適用する。暗号資産取引で主に利用される非システム型のステーブルコインは、金融行為監督機構(FCA)が監督する。

主な見直し点は、準備金の運用と発行上限に関するルールだ。システム型ステーブルコインの発行体は、準備金の最大70%を利付国債で保有できる。従来案では上限を60%としていた。

また、イングランド銀行は2025年11月に示した協議案に盛り込んでいた保有上限案も撤回した。協議案では、個人はステーブルコインごとに2万ポンド、法人は同1000万ポンドまでに制限する内容だった。

これに代えて、新たに400億ポンドの暫定発行上限を示した。同行はこの上限を定期的に見直し、信用供与に伴うリスクが解消されれば撤廃する方針を示した。

イングランド銀行は、2026年末までに最終規則を確定し、2027年の施行を目指す。

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