写真=アンソニー・スカラムーチ氏(本人のFacebookより)

SkyBridge Capital創業者で、暗号資産支持派として知られるアンソニー・スカラムーチ氏は、相場急落後もビットコインに対する強気見通しを改めて示した。調整局面を一時的なレバレッジ清算と位置付け、長期的な上昇シナリオは崩れていないとの認識を示している。

ブロックチェーンメディアのU.Todayが21日(現地時間)に報じたところによると、同氏はXへの投稿で、ビットコインに強気である理由を5つ挙げた。

まず今回の下落については、ファンダメンタルズの悪化ではなく、一時的なレバレッジ解消による調整だと分析した。直近の下げは、マイニング事業者の資金確保や過剰なレバレッジの巻き戻しに伴う強制売りが主因だとしている。

その上で同氏は、ビットコインを「政府が価値を希薄化できない資産」と位置付けた。供給上限の2100万枚は単なる約束事ではなく、コードによって担保されていると強調。米国の政府債務が足元で37兆ドルを超える中、この特性の重要性は一段と高まっていると述べた。

強気の根拠としては、機関投資家向けインフラの整備も挙げた。2024年以降に構築が進んだインフラは、価格下落で失われる性質のものではなく、市場の基盤は維持されると主張した。

金との比較による上昇余地にも言及した。ビットコインが金の役割の10%を担うだけでも、上昇余地は単なるパーセンテージではなく「何倍になるか」の問題になると指摘。悲観論が極端に強まる局面は、むしろ参入の好機だとの見方を示した。

スカラムーチ氏はこれまでも強気見通しを繰り返し示してきた。以前には、ビットコインが2026年半ばに17万ドルに達する可能性があると予想。規制の明確化を背景に、2026年に20万ドルに到達する可能性にも言及していた。最近では、Galaxy Digitalの最高経営責任者(CEO)であるマイク・ノボグラッツ氏とともに、7月末までに7万ドル台を回復し得るとの見通しも示している。

今回の発言では、短期的な価格調整よりも、ビットコインが持つ供給構造や市場インフラといった構造要因を重視する姿勢が鮮明になった。足元の下落局面でも、供給上限と機関資金流入の基盤を改めて強調した形だ。

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