レイヤー2プラットフォーム「zkSync」を開発するMatter Labsが、一部人員を削減した。アレックス・グルホフスキーCEOがX(旧Twitter)への投稿で明らかにした。背景には、事業の重点を機関投資家向けオンチェーン・プライバシー基盤へ移す方針があるという。
グルホフスキーCEOによると、同社は2024年以降、規制下の金融機関向け製品開発を進める中で、事業の方向性を大きく見直した。その結果、機関投資家向けのオンチェーン・プライバシー基盤に軸足を移したとしている。
人員削減については、顧客需要の変化に対応するため、人員体制と組織規模の見直しが必要になったと説明した。
同氏は今年初めに「zkSync 2026年戦略」を公表し、重点課題として、(1)プライバシーの標準搭載(2)決定論的制御(3)検証可能なリスク管理(4)グローバル市場とのネイティブ接続――の4項目を掲げていた。
その上で同氏は、「実体経済の制約を踏まえた設計を選んだ」と述べ、「人や仲介者ではなく暗号技術に基づく『不正が入り込む余地のない金融インフラ(Incorruptible Financial Infrastructure)』によって信頼を構築する」との考えを示した。
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