科学技術情報通信部は6月21日、「2026コリア国際ストリーミングフェスティバル」の関連イベントとして、K-OTT関連企業向けの投資誘致ショーケースを19〜20日に釜山のパラダイスホテルで開催したと発表した。メディア技術やコンテンツ企画を持つ企業が、国内外の投資家に事業を売り込む場として設けた。
公募は「メディアテック部門」と「優秀企画部門」の2部門で実施した。メディアテック部門は、AIサービスやバーチャルプロダクション、ローカライゼーションなどの技術を持つ中小・中堅企業が対象。優秀企画部門は、OTTプラットフォームでの配信を目指すコンテンツ著作権保有企業を対象とした。
今年の公募には、メディアテック部門に23社、優秀企画部門に15社の計38社が応募し、前年を上回った。選考の結果、メディアテック部門10社、優秀企画部門9社が現地でプレゼンテーションを行った。
主管機関の情報通信産業振興院(NIPA)は、部門ごとに評価基準を分けて審査した。メディアテック部門では海外事業の遂行能力と技術競争力を、優秀企画部門では企画の独創性と事業化の可能性を重点的に評価。選定評価と現地評価の結果を合算し、最終受賞企業を決定した。
同部は今年、新たに「副総理賞」を設けた。メディアテック部門ではWestworld、優秀企画部門ではTakeone Companyがそれぞれ受賞した。Westworldは、視覚特殊効果やバーチャルプロダクションなどのコンテンツ制作技術を手掛ける企業。Takeone Companyは、独創的なストーリーとグローバル展開の可能性を備えた企画案を提示した。
ショーケースには、Warner Bros.、IMM Investment、LG Uplus、Rakuten Vikiなど、国内外の投資会社やバイヤー約30社が参加し、個別商談を行った。インド系ベンチャーキャピタルのSamsan VenturesとTakeone Companyの投資意向書締結を含め、会場では計3件の投資意向書が締結された。
フェスティバルではこのほか、国際ストリーミングサミット、グローバルOTTアワード、プラットフォームデーなども併催した。
チェ・ウヒョク科学技術情報通信部情報保護ネットワーク政策室長は「国内のデジタルプラットフォーム企業がグローバルなメディアの潮流を主導し、実質的な海外進出と投資誘致の成果につながるよう、全方位で支援を続ける」と述べた。