写真=Ciscoのロゴ

Ciscoが、アイデンティティーライフサイクル保護を手がけるWidfield Securityを買収する。SecurityWeekが19日(現地時間)に報じた。狙いは、Splunkの「Agentic SOC」とCisco Data Fabricの機能強化にある。買収額は明らかにしていない。

Widfield Securityは、2025年のシリーズAで1100万ドル超を調達している。

同社は、人間と非人間のIDを検出し、アカウントやロールをまたぐアクセス範囲や権限の広がりを可視化する技術を提供している。アカウント管理や権限管理の不備を点検する機能も備える。

また、認証ポリシーの設定ミスや脆弱な認証フローを検知するほか、リアルタイムの脅威検知に向けたセッション監視や、AIベースの行動分析にも対応している。

Ciscoによると、Widfield Securityの技術をSplunkのAgentic SOCとCisco Data Fabricに統合することで、脅威調査にIDやセッションに関するコンテキスト情報を取り込めるようになる。これにより、認証情報、アクティブなセッション、想定される影響範囲といった重要情報を、より効率的に把握できるとしている。

セキュリティーチームは、人とAIの双方の挙動を文脈込みで把握しやすくなるという。企業側にとっても、自律型AIを大規模に安全運用するうえで必要な可視性の確保につながるとしている。

今回の買収は、Ciscoにとって2026年で3件目のサイバーセキュリティー関連M&Aとなる。これまでにGalileoとAstrix Securityを買収している。

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