BinanceはBlockScholes Technologiesとの連携を通じ、フィリピンの利用者に暗号資産取引へのアクセスを提供している。Cointelegraphが19日(現地時間)に報じた。取り組みは、フィリピン証券取引委員会(SEC)の暗号資産サービス提供者向け枠組みと、戦略的サンドボックス「StratBox」を活用する形だ。
BlockScholesの法務責任者マリ・アントワネット・キオグ氏は「Philippine Blockchain Week 2026」で、同社が暗号資産の仲介役として、フィリピンの利用者をBinanceのグローバル取引プラットフォームに取り次ぐと説明した。取引そのものはSECの管轄に属し、BinanceとBlockScholesはいずれもペソ建ての送金は扱わないとしている。
一方、BinanceとBlockScholesは、フィリピン中央銀行の仮想資産事業者(VASP)認可を取得していない。中央銀行は、両社はVASPとして営業する権限を持たず、規制サンドボックスに参加していても、関連法令の順守や許認可取得の義務が免除されるわけではないと指摘した。この件についてはSECと協議しているという。
キオグ氏も、両社が現地のVASP認可を申請していないことを認めた。現時点で提供しているのはSECの管轄下にある取引アクセスであり、他の当局の所管に属する商品・サービスを提供する場合には、当該当局の許可が必要になるとの認識を示した。
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