イスラエルのサイバーセキュリティスタートアップDreamが2億6000万ドルを調達した。SecurityWeekが18日付で報じた。今回の調達により、同社の企業価値は30億ドルに達し、累計調達額は4億1000万ドルを超えた。
今回のラウンドはBicycle CapitalとGroup 11が共同で主導し、Antler、Bain Capital Ventures、Tru Arrow Partnersなどが参加した。調達資金は、欧州、中東、アジア、米州でのプラットフォーム拡大に充てる方針だ。
Dreamは2023年、物議を醸したスパイウェア企業NSO Groupの元CEOシャレブ・フリオ、元オーストリア首相のセバスティアン・クルツ、サイバーセキュリティ専門家のギル・ドレフが共同創業した。
同社は国家向けサイバー防衛プラットフォームを中核事業とする。主力製品の「スフィア」は、AIによる検知機能、サイバーインテリジェンス、デジタルツイン技術を組み合わせ、国家レベルのサイバー脅威の検知と対応を支援する。
「ヒーロー」は、攻撃者の視点で脆弱性や攻撃経路を自律的に洗い出す製品。「アトラス」は、政府が国家データを構造化知識に変換し、安全な環境でAIエージェントを運用できるよう支援する。
フリオCEOは「どの国にもデータはあるが、それを守り、活用できている国は多くない」と述べたうえで、「国家の将来を、自国で制御できない技術への依存に委ねるべきではない」と語った。
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