画像=Amazon Web Servicesのロゴ

Amazon Web Services(AWS)は、AIエージェント向けの新サービス3種を発表した。中核となるのは、既存データから知識グラフを自動生成する「AWS Context」。あわせて、Amazon S3向けの注釈機能と、AWS Glue向けのスキル資産管理機能も投入する。

米VentureBeatによると、AWSはこれらのサービスを「コンテキスト・インテリジェンス・スタック」と位置付ける。AWS Contextは、エージェントの利用パターンを学習しながら精度向上を図る仕組みを備える。

AWS Contextは、セマンティック検索とグラフベースの推論を組み合わせる。テーブル間の関係やカラムの意味、データソースの信頼性などを自動的に把握し、エージェントが処理を実行する際に必要な情報へ即座にアクセスできるようにするという。

また、すべてのクエリについて、ID単位でアクセス履歴を追跡できるとしている。

関連サービスとして、「Amazon S3 Annotation」はS3オブジェクトに業務コンテキストを直接付与する機能を提供する。「AWS Glue Data Catalog Skill Asset」は、ランブックやクエリパターン、利用ルールをデータ資産にひも付ける。AWS Contextは、これら2つのレイヤーを取り込み、知識グラフを構成する。

コンテキスト管理レイヤーを巡る競争は激しさを増している。Snowflakeは「Horizon Context」と「Cortex Sense」を、Microsoftは「Fabric IQ」を展開しているほか、RedisやPineconeもそれぞれコンテキスト関連のプラットフォームを投入している。

AWSは差別化ポイントとして、すでにAmazon S3、AWS Glue、Lake Formationを利用している企業であれば、データを移動することなく、既存の権限設定を生かしたまま導入できる点を挙げた。

キーワード

#AWS #Amazon S3 #AWS Glue #AWS Context #知識グラフ #AIエージェント
Copyright © DigitalToday. All rights reserved. Unauthorized reproduction and redistribution are prohibited.