Musinsaは18日、大型ショッピングイベント「ムジンジャン 夏のブラックフライデー」が好調な立ち上がりを見せていると発表した。開始2日目の16日時点で、取引額が1億ウォンを超えたブランドは100を突破。17日午前10時時点では171ブランドに拡大した。
イベント開始直後から購買需要が集中し、人気ブランドを中心に実績を伸ばしている。「ムジンジャン」は今年で開始から5周年を迎え、Musinsaのオンライン・オフライン連動型イベントとして定着している。
同イベントは、夏場の需要停滞期に合わせて出店ブランドの在庫消化と売り上げ拡大を後押しする企画。今回は4350ブランド、約59万8000点を値引き販売している。
ブランド別では、国内シューズブランド「Kinch」がイベント開始から30分で取引額1億ウォンを突破した。女性向けデザイナーブランド「Dainit」は、15日午後8時に実施した「ムジンジャン」記念の初のMusinsaライブで、1時間に約2億ウォンの取引額を記録。国内カジュアルブランド「Dimitri Black」も開始3日で取引額10億ウォンを超えた。
背景には物価高もあるとみられる。統計庁の「5月消費者物価動向」によると、5月の消費者物価指数は119.92と前年同月比3.1%上昇した。生活物価指数も3月以降、上昇が続いている。
衣料品や雑貨の購入でも価格への感度が高まる中、実績のあるブランド商品を手ごろな価格で買いたいという需要が、イベント序盤の好調につながった格好だ。流通業界関係者は、物価高が続くなかでファッション消費でも値ごろ感を重視する傾向が強まっていると指摘する。その上で、顧客流入が集中するイベントは、消費者にとっては人気ブランドを割安に購入できる機会となり、ブランド側にとっては在庫負担を抑えながら新規顧客との接点を広げる場になるとの見方を示した。
Musinsaが強化してきたオフライン戦略も、オンラインとの相乗効果を押し上げている。事前ティーザー期間にあたる13日と14日の2日間は、Musinsaオンラインストアの1日当たりアクティブユーザー数が前週比で平均70%以上増加した。
ソウルの聖水・ソウルの森周辺や全国のMusinsaストアへの来店も増え、店舗でブランドや商品を体験した後にオンライン購入へつながる動きも広がったとみられる。
イベントは24日までオンライン、オフラインの両方で実施する。人気ブランドを集めた割引企画「シグネチャー ブランドデー」と、夏の人気商品を対象にした「シグネチャー 特価」を展開する。
毎日午前11時、午後5時、午後7時には、先着順の数量限定特価商品も用意する。5周年記念として「カウントアップ」イベントも初めて導入した。
累計販売額が100億ウォンから最大3100億ウォンまで、100億ウォン刻みで目標を達成するごとに先着クーポンを配布する。500億ウォン、1500億ウォン、2500億ウォンの各到達区間では、50%オフクーポンを提供する。
Musinsaは、「ムジンジャン」は消費者に買い物の楽しさと合理的な購買機会を提供すると同時に、競争力を持つ中小規模ブランドの実質的な売り上げ拡大と顧客接点の確保を支援する代表的なイベントだと説明した。今年の夏のブラックフライデーは5周年を機に参加ブランド数と特典規模を拡大しており、残る期間もさまざまな企画を続けるとしている。