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DeepLは6月18日、米サンフランシスコのリアルタイム超低遅延オーディオプラットフォーム企業Mixhaloのチームと技術を取得すると発表した。リアルタイムAI音声翻訳ソリューション「DeepL Voice」を強化し、大型イベントやカンファレンスなど大規模な利用環境への対応を広げる。これに伴い、サンフランシスコ拠点も拡大する。

DeepLはMixhaloの超低遅延オーディオ基盤をDeepL Voiceに統合し、大規模ライブイベントまで対応範囲を広げる方針だ。数万人が集まる会場でも、会話の流れを妨げずに翻訳の音声と字幕を提供できるようにする。

Mixhaloは2016年に、ロックバンドIncubusのギタリスト、マイク・アインジガー氏、バイオリニストのアンマリー・シンプソン・アインジガー氏、技術者のビック・シン氏が共同設立した。超低遅延技術を強みとし、数千人規模に高音質の音声を同期配信できる。

同社の技術は、MLB、NASCAR、Equinox、Verizon、T-Mobile、Sacramento Kings、Red Rocks Park and Amphitheatre、TSXなど、スポーツやエンターテインメント分野のイベントで導入されている。

両社は今後、技術の商用展開を共同で進める。DeepLによると、DeepL Voice APIはすでにMixhaloのライブオーディオプラットフォーム上でリアルタイム翻訳機能を提供している。Amazon Connectとの連携などを通じ、カスタマーサポート分野での導入実績もあるという。

ビック・シン氏は「リアルタイム翻訳の領域に広げるにあたり、ライブ音声のスピードに追随しながら品質を維持できる技術を見つけることが最大の課題だった」とコメントした。その上で「主要ベンダーを検証した結果、実際の会話に近い自然さを備えた、速く正確な翻訳を提供できたのはDeepLだけだった」と述べた。

DeepLの最高技術責任者(CTO)、セバスチャン・エンダーライン氏は「サンフランシスコのチームが加わることで、次世代AIを担う顧客やパートナー、開発者コミュニティとこれまで以上に緊密に連携できるようになる」と述べた。

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