写真=Reve AI

イーロン・マスク氏の純資産が1兆4000億ドルに達し、ビットコインの時価総額を上回った。米ブロックチェーンメディアのU.Todayが16日(現地時間)に報じた。SpaceX上場後の株価上昇が、資産拡大の主因となった。

報道によると、マスク氏の純資産は1日で1017億ドル増加した。これにより、同氏の資産規模はビットコインの時価総額1兆3180億ドルを超えたという。

背景にあるのは、SpaceXの企業価値の上昇だ。SpaceX株は上場後、強い上昇基調を維持しており、直近の取引では約8.6%上昇した。

SpaceXの時価総額は上場初日に2兆2000億ドルとなった。マスク氏は同社株を約42%保有しており、SpaceXの株高が個人資産の押し上げに直結した格好だ。

今回の記録は、ビットコインの規模感を示す比較対象としても注目を集めている。かつては一部投資家中心の新興資産とみられていたビットコインは、足元では兆ドル規模のグローバルネットワークへと成長しており、個人の純資産がこれを上回るのは異例とされる。

ビットコインは2025年10月に過去最高値を付けた局面で、時価総額が2兆5000億ドル近くまで拡大した。これは、NVIDIA、Googleの親会社Alphabet、Apple、Microsoft、Amazonなどを除く大半のS&P500構成企業を上回る規模だった。

足元では、SpaceX上場を受けたマスク氏の資産拡大によって、純資産が再びビットコインの時価総額を上回る局面となった。

他の富豪との差も大きい。マスク氏の純資産は、ラリー・ペイジ氏の2941億ドル、セルゲイ・ブリン氏の2713億ドル、ジェフ・ベゾス氏の2489億ドル、マーク・ザッカーバーグ氏の1948億ドルを合計した額を上回るという。

ビットコイン市場では価格変動そのものに加え、こうした相対的な規模比較にも関心が集まっている。ビットコインが時価総額1兆ドル超の大型デジタル資産である構図は変わらない一方、超大型の上場が個人資産を一段と押し上げた点が改めて浮き彫りになった。

今回の記録は、SpaceX上場の効果がマスク氏の個人資産にどれほど直接的に反映されたかを示す事例といえる。同時に、ビットコインが個人資産と比較される水準まで成長した大型デジタル資産であることも改めて示した。

キーワード

#イーロン・マスク #SpaceX #ビットコイン #暗号資産 #上場 #時価総額
Copyright © DigitalToday. All rights reserved. Unauthorized reproduction and redistribution are prohibited.