Appleの折りたたみiPhoneの予想図(画像=9to5Mac)

Appleの折りたたみiPhoneとして取り沙汰される「iPhone Ultra」を巡り、2027年初まで発売がずれ込むとの観測に対し、関連情報を発信するIT系情報筋が否定的な見方を示した。現時点では、iPhone 18 Proと同時に発表するか、時期をわずかにずらして年内に投入するとの見方が強い。

9to5Macが16日(現地時間)に伝えたところによると、Fixed Focus Digitalは、iPhone Ultraの発売が大幅に遅れるとの最近の観測について、事実ではないとした。

市場の関心は発売時期に集まっている。iPhone 18 Proと同時に発表されるのか、それとも別日程となるのかを巡って見方が分かれてきた。3月にはBarclaysが投資家向けノートで、発売が12月にずれ込む可能性を指摘。その後、Bloombergのマーク・ガーマン氏も発売の小幅な遅れに言及し、iPhone 18シリーズと同時投入ではない可能性を示していた。

さらにNikkei Asiaは、エンジニアリング上の問題から発売がさらに遅れる可能性があると報道。これを受け、市場では2027年初まで後ろ倒しされるとの観測も浮上した。製品名についても「iPhone Fold」や「iPhone Ultra」など複数の案が取り沙汰されており、投入時期とあわせて不透明感が強まっていた。

これに対し、Fixed Focus Digitalは長期延期の可能性は低いとの立場を維持した。これまでも最有力シナリオとしてiPhone 18 Proとの同時投入を挙げており、仮に遅れる場合でも最大1カ月程度にとどまるとの見方を示している。

足元の情報を総合すると、時期に多少のずれがあっても年内発売の可能性が高い。Barclaysが示した12月発売説は一つのシナリオではあるものの、他の観測と比べるとやや例外的だ。ガーマン氏の指摘も、長期の延期というより、iPhone 18 Pro発表後に短い時間差を設ける可能性を示したものと受け止められている。

Appleは過去にも、一部のiPhoneで発売時期を分けた例がある。上位モデルや新たなフォームファクターの生産負荷を分散する観点から、発表と発売の時期を分ける選択肢は十分あり得る。iPhone Ultraが独自の生産体制を必要とする製品であれば、こうした対応を取る可能性もある。

もっとも、現時点の情報だけでAppleの最終日程を断定するのは難しい。製品名が最終的にiPhone Ultraに固まるかどうかもなお不透明だ。

今後の焦点は大きく2つある。AppleがiPhone 18 Proと同じ9月のイベントでこの上位モデルを発表するのか、そして実際の発売時期が10月前後に調整されるのかだ。少なくとも今回の情報筋の見方に限れば、2027年初までずれ込む長期延期シナリオは後退している。

キーワード

#Apple #iPhone #折りたたみiPhone #iPhone Ultra #iPhone 18 Pro #Bloomberg #Nikkei Asia #Barclays
Copyright © DigitalToday. All rights reserved. Unauthorized reproduction and redistribution are prohibited.