両眼用White OLEDos製品。写真=Samsung Display

Samsung Displayは6月17日、米カリフォルニア州ロングビーチで開催されるXR分野の展示会「AWE USA 2026」に出展し、MRヘッドセットやスマートグラス向けの「RGB OLEDos」ラインアップを披露すると発表した。

RGB OLEDosは、ウェハー上にOLEDを形成するマイクロディスプレイ技術。今回は最大輝度4万ニトの1.3型製品を含むラインアップを展示する。会場内の暗室スペース「ビッグ・ディッパー」では、7枚のパネルを北斗七星の形に配置し、このうち2枚にRGB OLEDosを採用することで、輝度差を直接見比べられるようにした。

スマートグラスの体験コーナーでは、0.62型のRGB OLEDosを搭載した試作機を展示する。通訳・翻訳、ナビゲーション、天気案内などの機能をデモする予定だ。

同社はXR機器向け製品に加え、次世代ディスプレイのコンセプトモデルも公開する。使用環境に応じて画面が盛り上がるストレッチャブルディスプレイと、眼鏡やヘッドセットを使わず立体映像を表示する広視野(LFD)ディスプレイを展示する。

また、同展示会を機に、XR分野のグローバル企業との協業拡大方針も示した。

Samsung Displayの関係者は、「RGB OLEDosは単一パネル構成のため、他方式に比べて製造工程の難易度を抑えやすく、量産性やコスト競争力の面で有利だ」と説明した。その上で、「世界最高水準のOLED技術と長年の量産経験を基盤に、超高輝度RGB OLEDosの開発を継続するとともに、生産性の向上にも注力する」と述べた。

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