画像=MrBeastのYouTubeチャンネル

米人気YouTuberのMrBeastが、個人クリエイターとして初めてYouTubeの登録者数5億人を突破した。達成の瞬間はライブ配信で公開され、累計再生回数は1290億回を超えた。

GIGAZINEなどの報道によると、MrBeastは12日(現地時間)に実施したライブ配信で、登録者数5億人到達の瞬間を視聴者に披露した。

MrBeastことジミー・ドナルドソンは、2012年に13歳でYouTubeでの活動を開始した。これまでに980本超の動画を投稿し、累計再生回数は1290億回を上回る。2022年11月には個人クリエイターとして最多登録者数のチャンネルとなり、2024年6月には企業や放送局を含むYouTube全体でも首位に立った。今回の5億人突破で、その首位記録をさらに更新した格好だ。

達成直後のライブ配信で、ドナルドソン氏は「5億人が登録しているなんて信じられない」と語った。活動初期には機材を買う余裕もなく、マイクやPCを購入するために広告収益を貯めていた時期もあったと振り返った。

成功の要因については、長年にわたる努力と徹底した動画制作を挙げた。「1万時間の法則では足りず、10万時間は必要だと思う」と述べ、自身は動画制作に約6万〜7万時間を費やしたと説明した。そのうえで、「夢を諦めず、挑戦し続けてほしい。きっとやり遂げられる」と強調した。

YouTubeも公式ブログで祝意を示した。「世界的に知られるMrBeastが、個人クリエイターとして初めて登録者数5億人を達成し、新たな歴史を刻んだ」としたうえで、「今後どのような驚きを見せてくれるのか楽しみにしている」とコメントした。

今回の記録は、他の大型チャンネルをさらに引き離した点でも注目される。登録者数ランキング2位はインドの音楽チャンネル「T-Series」で約3億1200万人、3位は子ども向けコンテンツの「Cocomelon」で約2億100万人となっている。

このほか、上位にはSET India(1億8900万人)、Vlad and Niki(1億5000万人)、Stokes Twins(1億4000万人)、Kids Diana Show(1億3800万人)、KIMPRO(1億3300万人)、Like Nastya(1億3200万人)、Zee Music Company(1億2200万人)などが並ぶ。

業界では今回の記録について、個人クリエイターが放送局や大手メディア企業を上回り、グローバルなコンテンツ市場で存在感を高めていることを示す象徴的な事例と受け止められている。とりわけMrBeastは、大規模な制作費を投じたバラエティー型コンテンツを継続的に投入し、YouTubeエコシステムにおける新たな成長モデルを示したとの見方が出ている。

今後の焦点は、MrBeastが登録者数をどこまで伸ばすのか、そして超大型クリエイターを軸にYouTubeのプラットフォーム構造がどのように変化していくのかに移っている。

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