写真=Roku

FoxがRokuを総額約220億ドル(約3兆3000億円)の現金・株式取引で買収する。両社の取締役会はすでに承認しており、2027年上半期の手続き完了を見込む。TechCrunchが6月15日(現地時間)に報じた。

今回の買収によりFoxは、Fox Newsやスポーツチャンネル、無料の広告付きストリーミングサービス「Tubi」といった自社のコンテンツ・配信資産に、RokuのコネクテッドTVプラットフォームを組み合わせる。これにより、米国で3番目の規模となるテレビ・配信事業者になるとみられる。

Foxは、Rokuが持つ1億世帯規模の視聴基盤を取り込むことで、広告ターゲティングの精度を高めるとともに、従来型放送への依存を引き下げる考えだ。成長が続くコネクテッドTV広告市場とストリーミングのサブスクリプション市場で、事業基盤を強化する狙いがある。

ラクラン・マードックCEOは「RokuはストリーミングTVの道を切り開き、業界をリードするコネクテッドTVプラットフォームへと成長した」とコメントし、今回の買収を同社にとっての「大きな転機」と位置付けた。

一方、Rokuの創業者でCEOのアンソニー・ウッド氏は、Foxとの連携を通じて、視聴者、パートナー、広告主に向けたイノベーションをさらに加速させる考えを示した。

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