写真=キム・ジョンイン氏(UCLIX社長)

UCLIXは6月15日、McKinsey & Companyの元パートナーでHyundai Card副社長を務めたキム・ジョンイン氏を社長に起用したと発表した。企業のAIトランスフォーメーションを支援する戦略コンサルティング機能を強化し、企業向けAIサービス事業の拡大につなげる。

キム氏はMcKinsey & Companyでパートナーを務め、アジアの金融機関やプライベートエクイティ、大企業を対象に、企業戦略、リスク管理、デジタル変革、M&A、経営改革プロジェクトを主導してきた。その後、Hyundai Cardではオペレーション統括、最高戦略責任者(CSO)、カード事業本部長などを歴任した。

SKCでは社外取締役として、事業ポートフォリオの再編や業績改善、財務構造の見直しなど、主要な経営判断にも関与している。

今後は、UCLIXの企業向けAI変革支援ブランド「Aify」を軸に、企業向けAIサービス事業の立ち上げを主導する。

UCLIXは、生成AIやエージェント型AIの普及で企業のAI導入需要が急拡大する中、単なる技術導入にとどまらず、AIを経営戦略や組織改革、顧客体験、ブランド競争力の強化に結び付ける取り組みが重要になっていると説明し、今回の人事は、こうした需要に対応するための体制強化の一環だとしている。

同社は今後、既存のIT・AI領域の知見にキム氏のグローバルなコンサルティング経験と経営ノウハウを組み合わせ、企業顧客がAIトランスフォーメーションの過程で直面する戦略立案と実行の乖離を埋める支援に注力する方針だ。

キム氏は「AIは一部業務を自動化するためのツールではなく、企業戦略や運営のあり方、顧客体験、ブランド競争力を根本から再定義する中核的な推進力だ」とコメント。「重要なのはAIを導入すること自体ではなく、経営陣の実課題に即して経営成果と組織変革につなげる実行力だ。Aifyを中心に、企業がAI時代に必要な戦略を描き、それを現場で実行できる変革へとつなげられるよう支援していく」と述べた。

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