ロバート・キヨサキ氏の生成画像(画像=Reve AI)

『金持ち父さん』の著者で、暗号資産投資家としても知られるロバート・キヨサキ氏が、ドルの現金保有を批判し、金や銀、ビットコイン、イーサリアムを代替資産として改めて推奨した。市場では、ビットコインとイーサリアムが弱気相場の底値圏にあるとの見方も出ている。

ブロックチェーンメディアのU.Todayが14日(現地時間)に報じたとおり、同氏はXへの最近の投稿で、現金を貯蓄手段として持ち続ける発想を見直すべきだと訴えた。

キヨサキ氏は1兆ドルを例に挙げ、現金の価値が目減りするとの持論を展開した。1兆ドルは、1分に1ドルずつ使っても使い切るまで約3万4000年かかる規模だと説明した。

その一方で、米連邦準備制度理事会(FRB)と米財務省は、1兆ドルを1分もかからずに発行できると指摘。これを根拠に、ドルを貯蓄として保有する人は不利になると主張した。

さらに同氏は「現金はごみだ」と述べ、法定通貨はインフレと通貨供給の拡大によって、時間の経過とともに価値が低下するとの従来の見方を改めて示した。

ビットコインとイーサリアムを巡っては、足元で弱気相場の底値圏に近づいている可能性があるとの分析も出ている。CryptoQuantは、ビットコインが過去の底打ち形成時と関連の深い価格帯に入っているとみている。

ただ、オンチェーン指標を見る限り、底入れ確認にはなお至っておらず、投げ売りに近い局面を示しているという。現在のシグナルは、トレンド転換というより、行き過ぎた売られ過ぎの状態に近いとの判断だ。

イーサリアムは過去最高値と比べて約67%低い水準で推移しており、強い売られ過ぎの水準にある。Binanceでは最近、イーサリアムの未決済建玉(オープン・インタレスト)が過去最高を記録した。

キヨサキ氏の発言は、現金保有よりも実物資産と主要暗号資産を選好する同氏の一貫した姿勢を改めて示したものだ。ビットコインとイーサリアムに底値圏との分析が重なるなか、市場の次の方向性に対する関心も高まっている。

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